改修/改造のプロジェクト
改修/改造のご依頼が続きます。
プロジェクトによって建物が置かれた状況は様々で、毎回、その建物との向き合い方や、プロジェクトの進め方1つ1つを練るところからスタートします。
既存図が無いもの有るもの、あっても実態と異なるもの。そして…
図面は起こす一方で、本当に拾うべき認識への気付きは、
実際に建物への手当を始め、
物理的に見えなかった部分への透明度が上がり、
それと同時に実態への解像度が上がった時点、
で、ようやく得られる事もしばしば..。
そんな時、空間が既に存在している事は、同時に「ご依頼主の理解や想いも共に存在してきた」、ということを改めて考えさせられるのです。新築とまた違う尺度で斟酌する力が必要なのかもしれません。
様々ある事象を情報として客観的に仕分け、設計者という立場で、今回のプロジェクトの「どの部分の仕事」に注力するかを判断していくように心掛けています。
自身の配役を考える?
「どの部分の仕事」は「自身の配役を考える」に近しい感覚か…と仮説を立てているのですが、自身の仕事ぶりへのノウハウ、腹落ち感はまだしっくり来ず。日々積み重ねの中、探り探りです。
(バンドでいうなれば、担当楽器を考えるけど、バンマスの流儀は必要(まだわからない…)、という事でしょうか。)
必ず再構成
0を1に組み上げその先の10へ、と暮らしへと紡ぐこと、
というよりは、10を-1にして0という暮らしの土壌を作る
そんな作業が、リノベーションには多いように感じます。
10を-1にするあたりで、再構成に直面することもままあり。
文字通り「大変」ではありますが、と同じ程に建設的な段階だなぁ〜なんて思うわけです。(変な設計者かもしれませんが…)
それぞれのプロジェクト、「家、或いは居場所をつくること」に対し、ご依頼主と共に理解の深度が高まっていくことは非常に有難い限りです。
さて、来年のプロジェクトもまた「再構成」の段階に入りました。
実現に力添えできるよう、日々精進。
もうちょいスピードアップを目指して…






